【アトガキ】

「敬愛のアンジャベル」楽しんでいただけたでしょうか?
この作品で金木犀は完結になります。
本編1本、番外編2本で約3万字も書きました。頑張ったなー、自分。

今後、番外編とか続編を書く予定はありません。
リクエストがあって、ネタもあれば書くかもしれませんけどね。
予定は未定なのです。

まぁ、それはいいとして。

この物語の堤さんは、一人称小説の主人公としてはかなり書きにくいです。
自分の気持ちは押さえ込むわ、自分で言って自分で否定するわ。
面倒くさい上に、自制心のとても強いお方です。

本当はオール敬語で語らせてみようかなーと思ったのですが、断念。
敬語難しいよ……。

綺羅の本名は、最後まで秘密にしました。
出してしまってもよかったのですが、そこは読んでいる方の想像にお任せすることに。

終野としては、副社長の館さんをもう少し活躍させたかったです。
彼は綺羅の旦那さんと数々の武勇伝を作った人なので、そこら辺を書けたらよかった。
それだけが心残りです。

愛しているからこそ、誰かに託す想いもあって。
気持ちを押し付けるだけが愛じゃない。
ただひたすら、好きな人の幸せを願って身を引くのもまた愛なのです。
それが書けていれば、よいのですけれど。

まぁ、何はともあれ、ここまで読んでいただいてありがとうございます。
それではいつかまたどこかで。

終野真冬

(09.03.04)






 TOP