【ノディ(+ニムロデ)の場合】
「おかえりなさいませ、ご主人さ……ま」
「おーユノちゃんじゃないか。その衣装よく似合っているよ」
「あ…はい、ありがとうございます」
「おや、どうしたんだい? 反応が良くないね。もしやその制服に気に食わないところがあるのかい?」
「え……そんなことっ」
「心優しい君は店長にそんなことが言えないのだろう? 分かった、私が一肌脱いであげようじゃないか」
「あ、私……」
「よし、そうと決まったらショッピングだね」
「あの、私バイト中……」
ズルズルと抵抗さえできずに引きずられていくユノ。
それをひきずるノディの顔は喜びに綻んでいた。
* *
「連れ去られちゃったわ。どうしましょう?」
「あの状態のあいつに勝てるはずもないだろう?」
「あら、ロディス・カスタニエ卿。奥さまがいるのにこんなところに来てもいいの?」
「無理やりつれてこられたんだ」
「それは災難ね……」
「それより、俺はあの人に連れ去られたユノちゃんのほうが災難だと思う」
「あれは、ただ制服姿のまま連れ回す口実だろう」
「男って嫌ねー」
「あんただって、おと……っ!?」
「何か言ったかしらー?」
2008.04.02